『饗宴』はエロスを語る"飲み会"だった!

饗宴

饗宴

プラトン    
中澤 務  訳   

シリーズ第4弾
プラトン哲学の神髄、決定訳で登場!

作品

なぜ男は女を求め、女は男を求めるのか? 愛の神エロスとは何なのか? 悲劇詩人アガトンの優勝を祝う飲み会に集まったソクラテスほか6人の才人たちが、即席でエロスを賛美する演説を披瀝しあう。プラトン哲学の神髄ともいうべきイデア論の思想が論じられる対話篇の最高傑作。


内容

「本作は、エロスをめぐる文学性あふれる物語の中に、高度な哲学的考察を有機的に溶け込ませ、一つの完成された哲学的物語を構築することに成功しているのです」(解説より)


主要登場人物
  • アポロドロス
  • ソクラテスの弟子で、この物語の語り手。
  • アリストデモス
  • ソクラテスの弟子で、饗宴の様子をアポロドロスに伝えた人。
  • ソクラテス
  • アテネの哲学者。53歳。
  • アガトン
  • アテネの悲劇詩人。饗宴の主催者。30歳くらい。
  • パイドロス
  • 弁論術に関心を寄せるアテネの若者。20代後半。
  • パウサニアス
  • アガトンの恋人。おそらくソクラテスと同世代。
  • エリュクシマコス
  • アテネの医師。パイドロスの恋人。30代前半。
  • アリストファネス
  • アテネの喜劇詩人。30代なかば。
  • ディオティマ
  • ソクラテスにエロスの道を伝授したマンティネイアの女性。
  • アルキビアデス
  • アテネの政治家。30代なかば。
プラトン    ΠΛΑΤΩΝ
[ 427 B.C. - 347 B.C. ]    古代ギリシャを代表する哲学者。アテネの名門の家系に生まれる。師ソクラテスとの出会いとその刑死をきっかけに哲学の道に入り、40歳ころには学園「アカデメイア」を創設して、晩年まで研究・教育活動に従事した。ソクラテスを主人公とする「対話篇」作品を生涯にわたって書き続け、その数は30編を超える。主な作品として、本書をはじめ、『ソクラテスの弁明』、『メノン』、『パイドン』、『饗宴』、『国家』、『テアイテトス』、『法律』などがある。その壮大な体系的哲学は、後世の哲学者たちに多大な影響を及ぼした。
[訳者] 中澤 務    Nakazawa Tsutomu
1965年生まれ。関西大学文学部教授。古代ギリシャ哲学を中心に、哲学・倫理学の諸問題を幅広く研究する。著書に『ソクラテスとフィロソフィア』。共著に『技術と身体』、『都市の風土学』、『バイオエシックスの展望』。訳書に『プロタゴラス−−あるソフィストとの対話』『饗宴』(プラトン)、『人生の短さについて 他2篇』(セネカ)、『詩編注解』(アウグスティヌス、共訳)など。
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人生の短さについて 他2篇
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