2025.11.04

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#116 新訳で再発見! 世界で読み継がれてきた『論語』の魅力について  訳者・鶴ヶ谷真一さんを迎えて

鶴ヶ谷真一さん
鶴ヶ谷真一さん

「学んだ知識を自分のものにしてゆく。そこに喜びがうまれてくるではないか」。 孔子の言葉を集めた『論語』は、人々の生きる礎として古来より読み継がれてきました。日本の文化にも大きな影響を与えてきたのはご承知のとおりですが、世界でも『論語』は広く紹介され、研究されてきたのです。稀代の読書人、鶴ヶ谷進一さんによる今回の新訳『論語』では、伝統的な本邦の論語研究や漢文のリズムを味わう本文構成に加えて、英語、フランス語、現代中国語でどう訳されているかも踏まえた翻訳となっています。それにより、弟子たちとの厳しくも温かい対話を通して、自由で愛に溢れた孔子の姿、いわば人間臭い孔子の魅力を感じることができます。今回の読書会では、画期的な訳業となった『論語』について、鶴ヶ谷さんにたっぷりとお話しして頂きます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#116
新訳で再発見! 世界で読み継がれてきた『論語』の魅力について
訳者・鶴ヶ谷真一さんを迎えて
『論語』鶴ヶ谷真一 /訳・注
《日時》2025年11月21日(金)19:00~20:30
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2025年11月4日(火)~11月21日(金)19:00の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。 ※ご案内メール配信予定日:11月19日・21日の2回。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[鶴ヶ谷真一(つるがや・しんいち)さんプロフィール]
 1946年東京都生まれ。エッセイスト。早稲田大学文学部卒業。著書に『書を読んで羊を失う』(第48回日本エッセイスト・クラブ賞)『月光に書を読む』『記憶の箱舟 または読書の変容』など多数。訳書に『三酔人経綸問答』『一年有半』(いずれも中江兆民)がある。
鶴ヶ谷真一さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』『編集者の読書論』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。