『猫とともに去りぬ』(ロダーリ/関口英子 訳) - 光文社古典新訳文庫


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猫とともに去りぬ

猫とともに去りぬ

  • ロダーリ/関口英子 訳
  • 定価(本体780円+税)
  • ISBN:751075
  • 発売日:2006.9.7
  • 電子書籍あり

あまりの幻想に、笑い転げる。イタリアン極上ファンタジー短編16作

作品

猫の半分が〈元・人間〉だって、ご存知でしたか。家族も会社も、何もかもがいやになったら、ローマの遺跡の境界線をまたいで猫になってしまおう......。左翼系新聞に連載された、16の短編を収録。時代批評とパロディ精神に満ちた、楽しく突飛な世界への招待状。


物語

魚になってヴェネツィアを水没の危機から救う一家。ピアノを武器にするカウボーイ。ピサの斜塔を略奪しようとした宇宙人。捨てられた容器が家々を占拠するお話......。現代社会への痛烈なアイロニーを織り込んだ、極上の知的ファンタジー満載。


収録作品
  • 猫とともに去りぬ
  • 社長と会計係 あるいは 自動車とバイオリンと路面電車
  • チヴィタヴェッキアの郵便配達人
  • ヴェネツィアを救え あるいは 魚になるのがいちばんだ
  • 恋するバイカー
  • ピアノ・ビルと消えたかかし
  • ガリバルディ橋の釣り人
  • 箱入りの世界
  • ヴィーナスグリーンの瞳のミス・スペースユニバース
  • お喋り人形
  • ヴェネツィアの謎 あるいは ハトがオレンジジュースを嫌いなわけ
  • マンブレッティ社長ご自慢の庭
  • カルちゃん、カルロ、カルちゃん あるいは 赤ん坊の悪い癖を矯正するには......
  • ピサの斜塔をめぐるおかしな出来事
  • ベファーナ論
  • 三人の女神が紡ぐのは、誰の糸?
ジャンニ・ロダーリ
[1920-1980] イタリアを代表する児童文学作家・詩人・ジャーナリスト・教育者。「ファンタジーは人間の精神・人格を形成する大切なもの」と考え、画期的論考『ファンタジーの文法』や童話『チポリーノの冒険』などを著した。教訓におちいることなく、人類愛、反差別、自由の概念を、上質な笑いとともに表現。1970年"児童文学のノーベル賞"『国際アンデルセン賞作家賞』を受賞した。
[訳者]関口英子
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。児童書から映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手掛ける。主な訳書に『マルコとミルコの悪魔なんかこわくない!』(ジャンニ・ロダーリ)、『霧に消えた約束』(ジュゼッペ・ペデリアーリ)、『きっと天使だよ』(ミーノ・ミラーニ)などがある。
《関連刊行本》
『薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集』(モラヴィア/関口英子 訳)
『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』(ロダーリ/関口英子 訳)
『神を見た犬』(ブッツァーティ/関口英子 訳)
『猫とともに去りぬ』(ロダーリ/関口英子 訳)
『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(ピランデッロ/関口英子 訳)
『天使の蝶』(プリーモ・レーヴィ/関口英子 訳)
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