『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』(ブラックウッド/南條竹則 訳) - 光文社古典新訳文庫


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秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集

秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集

  • ブラックウッド/南條竹則 訳
  • 定価(本体933円+税)
  • ISBN:75232-3
  • 発売日:2012.1.12
  • 電子書籍あり

夜中の3時、正装した紳士が私の部屋に立っていた......。怪奇小説最大の巨匠「恐怖の王道」ここに降臨す。

作品

芥川龍之介、江戸川乱歩が絶賛した、イギリスを代表する怪奇小説作家の傑作短篇集。古典的幽霊譚「空家」「約束」、吸血鬼と千里眼がモチーフの「転移」、美しい妖精話「小鬼のコレクション」、詩的幻想の結晶「野火」ほか、名高いジム・ショートハウス物の全篇収める。


内容

「作品の読後感からいっても、ゾーッとするほど怖いものもあれば、薄気味悪いものもあり、怖くて綺麗でもあるもの、ほのぼのとしたもの、寂しいもの、悪どいもの、慕わしいもの、奇想天外なものとじつに千差万別で、たくさん書いたその中には無論凡作もありますが、傑作の数も多い----まことに万華鏡のような作家であります」(訳者)


「温泉郷でブラックウッドを翻訳す」 南條竹則さんに聞く

収録作品
  • 空家
  • 壁に耳あり
  • スミス----下宿屋の出来事
  • 約束
  • 秘書綺譚
  • 窃盗の意図をもって
  • 炎の舌
  • 小鬼のコレクション
  • 野火
  • スミスの滅亡
  • 転移

アルジャーノン・ブラックウッド
[1869-1951] イギリスのケント州に生まれる。19歳でエディンバラ大学入学、農業を学ぶ。21歳でカナダに渡り、家庭教師、雑誌の編集助手などを経たのち、酪農業の会社をつくるが、翌年破綻。26歳で「ニューヨークタイムス」の記者、28歳で億万長者ジェイムズ・スペアーの個人秘書になる。1899年、30歳でイギリスに戻り、短編「幽霊島」を発表。31歳で宗教団体「黄金の暁」教団に入団。1908年、連作短編集『ジョン・サイレンス 異能の医師』で成功、専業作家となる。その後『ジンボー』『妖精郷の囚われ人』など、数多くの怪奇小説、ファンタジーなどを執筆。1951年、ロンドンで死去。享年82。
[訳者]南條竹則
東京生まれ。小説『酒仙』で第5回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。著書に小説『満漢全席』『あくび猫』『りえちゃんとマーおじさん』、エッセイ『恐怖の黄金時代──英国怪奇小説の巨匠たち』『ドリトル先生の英国』、主な訳書にアンソロジー『怪談の悦び』、『ねじの回転』(ジェイムズ、共訳)、『アーネスト・ダウスン作品集』、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン、共訳)、『木曜日だった男 一つの悪夢』(チェスタトン)、『白魔』(マッケン)、『天来の美酒/消えちゃった』(コッパード)など。
《関連刊行本》
『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』(ブラックウッド/南條竹則 訳)
『盗まれた細菌/初めての飛行機』(ウェルズ/南條竹則 訳)
『白魔』(マッケン/南條竹則 訳)
『木曜日だった男 一つの悪夢』(チェスタトン/南條竹則 訳)
『新アラビア夜話』(スティーヴンスン/南條竹則・坂本あおい 訳)
『天来の美酒/消えちゃった』(コッパード/南條竹則 訳)
『人間和声』(ブラックウッド/南條竹則 訳)
『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』(オブライエン/南條竹則 訳)
『ケンジントン公園のピーター・パン』(バリー/南條竹則 訳)
『カンタヴィルの幽霊/スフィンクス』(ワイルド/南條竹則 訳)
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