2026.09.09

これから出る本(2026年10月・11月)

《2026年10月刊》
『死と方位磁石 ボルヘス自選短編集』
(ホルヘ・ルイス・ボルヘス/寺尾隆吉 訳)

第一次大戦下の欧州を舞台に、真偽不明の書誌情報から暗殺事件の謎を探る「小道の分岐する庭」、巧みな展開と人生へのアイロニー、思索が交錯する復讐劇「エマ・ツンツ」など、推理小説と幻想世界が融合した、多彩な魅力溢れる9編。

『光文社古典新訳文庫ジャーナル2027』

一日ひとつ、古典の名文と名場面を紹介する、楽しくて使いやすい手帳(ダイアリー)。

光文社古典新訳文庫20周年記念出版。

《2026年11月刊》
『復活(上)』(トルストイ/望月哲男 訳)

貴族の青年ネフリュードフは、陪審員として参加した裁判で、かつて若さゆえにもてあそび捨てた使用人のカチューシャと再会。殺人の罪で裁かれる彼女に対して激しい罪悪感に苛まれ、一つの決意をする……。トルストイ最後の長編大作。※『復活(下)』は12月刊行予定。

《続刊》
『テスト氏』(ポール・ヴァレリー/澤田直 訳)

20世紀最大の知識人であり、詩人のポール・ヴァレリーが残した唯一の「小説」。小説のカテゴリーに収まらない、思索的散文の集まり(断章)で構成される。テスト氏の知性と精神が生み出す、物語なき思考の連なりを、クリアな新訳で。