2026.08.31

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#123 かけがえのない青春の特別な季節。パヴェーゼ『美しい夏』の魅力。訳者・渡辺由利子さんを迎えて

渡辺由利子さん
渡辺由利子さん

「あの頃はいつだって祝祭だった」。この有名な冒頭の一文で始まる本作『美しい夏』は、20世紀イタリア文学の巨匠チェーザレ・パヴェーゼの代表作で、都会の洋裁店でお針子として働く16歳の少女ジーニアが過ごした、二度と戻らない特別な季節を描いた青春小説の金字塔です。ジーニアは、年上の美しく自由な女性でモデルをしているアメーリアと出会い、その大人びた魅力に惹かれていきます。そして彼女の男友達の画家に恋をして……。戸惑いながらも少女から少しずつ大人の世界へと歩みを進めていく過渡期の感情が、パヴェーゼ独特の静謐な文体で瑞々しく綴られています。本作品を原作とした映画が昨年日本で公開されましたが、登場人物の揺れ動く心のグラデーションが、色彩感覚あふれる美しい映像とともに印象的に描かれていました。今回の読書会では、共訳者の一人である渡辺由利子さんをお迎えして、本書の魅力について存分に語っていただきます。

(聞き手:丸山有美)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#123
かけがえのない青春の特別な季節。パヴェーゼ『美しい夏』の魅力。 訳者・渡辺由利子さんを迎えて
『美しい夏』パヴェーゼ/渡辺由利子・関口英子訳
《日時》2026年9月28日(月)19:00~20:30
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2026年8月31日(月)~2026年9月28日(月)19:00の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[渡辺由利子(わたなべ・ゆりこ)さんプロフィール]
東京外国語大学卒業、お茶の水女子大学大学院修士課程修了。イタリア文学研究。著書に『ふたりの世界の重なるところ』、訳書に『ガザについて歴史は何を語りうるか』(トラヴェルソ)。
渡辺由利子さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[丸山有美(まるやま・あみ)プロフィール]
翻訳者・編集者・司会・イラストレーター。雑誌『ふらんす』元編集長。訳書に『色の物語』シリーズ(エドワーズ゠デュジャルダン)、『博物館・美術館の世界史II』(ポミアン、共訳)などがある。