2026.08.07

これから出る本(2026年9月・10月)

《2026年9月刊》
『意志と表象としての世界1』(ショーペンハウアー/中山元 訳)

「世界はわたしの表象である」。カント、ヘーゲルが説く理性の限界を超えて、人間の欲求、根源的な生の衝動をリアルに捉え、意志の哲学を打ち立てたショーペンハウアーの主著。原著付録の「カント哲学の批判」を含む全4巻で構成。

『万葉集』(佐々木和歌子/編・訳)

古代天皇から名もなき民まで、高らかにうたわれる生き生きとした心。 日本最古の歌集に収められた約4500首から厳選した350首が鮮度抜群の新訳で蘇る。原歌、「基礎知識」と解説、地図、索引付きで万葉の豊かな世界に浸る。

《2026年10月刊》
『死と方位磁石 ボルヘス自選短編集』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス/寺尾隆吉 訳)

第一次大戦下の欧州を舞台に、真偽不明の書誌情報から暗殺事件の謎を探る「小道の分岐する庭」、巧みな展開と人生へのアイロニー、思索が交錯する復讐劇「エマ・ツンツ」など、推理小説と幻想世界が融合した、多彩な魅力溢れる9編。