恋のときめき、別れの悲しみ、旅先での孤独、故郷への思い、日々の暮らし……古代天皇から名もなき民までが言の葉に感情をのせてうたいあげた、日本最古の歌集『万葉集』。もとより日本人にはなじみが深すぎるほどの古典ですが、9月に刊行された佐々木和歌子さんの新訳は、枕詞などの原歌の興趣を尊重しつつも詠み手の心情に迫る大胆な現代語訳で、新鮮さと再発見に満ち、好評を博しています。万葉びとのこころが「いま、息をしている言葉で」蘇るとき、私たち現代人は何を感じ、何を学ぶのでしょうか。7月には「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録され、ますます注目が集まる万葉集の奥深い魅力について、佐々木和歌子さんにたっぷりと語っていただきます。
今回の聞き役は、作家・文芸評論家の渡辺祐真さんです。古典愛あふれるお二方のトークにご期待ください。