2026.10.08

これから出る本(2026年11月・12月)

《2026年11月刊》
『復活(上)』(トルストイ/望月哲男 訳)

貴族の青年ネフリュードフは、陪審員として参加した裁判で、かつて若さゆえにもてあそび捨てた使用人のカチューシャと再会。殺人の罪で裁かれる彼女に対して激しい罪悪感に苛まれ、一つの決意をする……。トルストイ最後の長編大作。

《2026年12月刊》
『復活(下)』(トルストイ/望月哲男 訳)

『危険な関係』(ラクロ/渋谷豊 訳)

結婚が決まり、修道院を出た十五歳の美少女セシル。その遠縁にあたる侯爵夫人は、セシルの婚約者に対する復讐として、プレイボーイの子爵にセシルを誘惑させようとたくらむが……。巧みな心理戦に息をのむ、書簡体小説の傑作。

《続刊》
『テスト氏』(ポール・ヴァレリー/澤田直 訳)

20世紀最大の知識人であり、詩人のポール・ヴァレリーが残した唯一の「小説」。小説のカテゴリーに収まらない、思索的散文の集まり(断章)で構成される。テスト氏の知性と精神が生み出す、物語なき思考の連なりを、クリアな新訳で。