乞食、娼婦、泥棒たちが繰りひろげる猥雑すぎる音楽劇!

三文オペラ

三文オペラ

ブレヒト    
谷川道子  訳   

作品

女たちの芝居『三文オペラ』!?
サクセスとセックス、愛と欲、男と女のバトル。 悪党メッキースが主役の芝居だが、この女たちは実に魅力的だ。 経済的実権を握り、夫の商売を切り盛りするポリー。人生の酸いも甘いも知り抜いて生きる娼婦ジェニー......。彼女たちのなんとけなげで愛らしく、生き生きとしていることか。まさに「スカートの下のオペラ」だ。


内容

舞台は19世紀ロンドン。貧民街の顔役、メッキースは街で偶然出会ったポリーを見初め、その日のうちに結婚式を挙げる。ところが彼女はロンドンの乞食の元締めの一人娘だった......。痛烈な皮肉と下ネタが炸裂。猥雑なエネルギーに満ちた、20世紀最大の劇作家ブレヒトの代表作!!


〈あとがきのあとがき〉『三文オペラ』の訳者・谷川道子さんに聞く

[書評]
    読売新聞2014年9月8日/新刊立ち読み
  • 「初めての読者にとっては、昨日生まれた物語のように読めるかもしれない」 (評者:片岡直子さん)
ベルトルト・ブレヒト   
[ 1898 - 1956 ]    ドイツの劇作家、詩人、演出家。南ドイツ生まれ。1917年ミュンヘン大学哲学部に入学したのち、医学部に転部。1918年に第一次世界大戦に召集され衛生兵として勤務。1922年ミュンヘンで初演の『夜打つ太鼓』が成功をおさめ、一躍脚光を浴びる。ナチスの弾圧を逃れ、1933年から北欧、アメリカと亡命生活を続ける。戦後は東ドイツに戻り、劇団を設立。自らの演劇活動を再開させたが1956年心筋梗塞のため死去。「叙事的演劇」「異化効果」「教育劇」をはじめ、さまざまな新しい演劇の理論を生みだし実践することで、戦後の演劇界に大きな影響を与えた。代表作に『三文オペラ』『母アンナの子連れ従軍記』『ガリレイの生涯』『セチュアンの善人』など。
[訳者] 谷川道子    Tanigawa Michiko
東京外国語大学名誉教授。ブレヒトやハイナー・ミュラー、ピナ・バウシュを中心としたドイツ現代演劇が専門。著書に『娼婦と聖母を越えて----ブレヒトと女たちの共生』、『演劇の未来形』など。訳書に『母アンナの子連れ従軍記』『ガリレオの生涯』『三文オペラ』(ブレヒト)、『汝、気にすることなかれ』(イェリネク)、『指令』(ハイナー・ミュラー)、『ピナ・バウシュ----怖がらずに踊ってごらん』(シュミット)、『ブレヒト作業日誌』(全2巻、共訳)他多数。
暦物語
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