野生の木苺を食べたことがきっかけで、男爵の心と体が二重の感覚に支配されていく「木苺のなかの魂」、〈真実の口〉ドン・ペッピーノの忠義心が試練の数々に直面する寓話風の「三匹のカタツムリ」ほか、世紀をまたいで魅力が見直される9作家の、粒ぞろいの知られざる傑作を収録。全9作、本邦初訳。
これから出る本(2023年4月・5月)
3月新刊『転落』(カミュ/前山悠 訳)を発売しました。
第五回須賀敦子翻訳賞、齋藤ゆかりさんがシローネ『フォンタマーラ』で受賞!
カミュ『転落』、前山悠さんによる「訳者まえがき」を発売前に全文公開!
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#88 作者自身の“内的自画像”ともいえる、一人の青年が語る「偶然の家族」の物語 ドストエフスキー『未成年』の魅力 訳者・亀山郁夫さんを迎えて 3月24日(金)開催