2021.05.12

これから出る本(6月・7月)

《2021年6月刊》
『アルプスの少女ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ/遠山明子訳)

アルプスの山小屋に住む祖父に預けられたハイジは、たちまち山の生活にも慣れ、大自然のなかで成長していく。でもある日、ゼーゼマン家の足の不自由な娘クララの遊び相手として、都会の家に住み込むことになり……。挿絵多数で贈る新訳!

『コモン・センス』(トマス・ペイン/角田安正訳)

独立宣言へとアメリカに舵を切らせた空前絶後のベストセラー! イギリス本国に不満をつのらせる市民への檄文「コモン・センス」は、アメリカの社会・政治体制の変革を促した書物としては唯一無二。ほか、ペインの筆の力が冴えわたる3篇を収録。


《2021年7月刊》
『フロイト、性と愛について語る』(フロイト/中山元訳)

対象選択という観点からの男性心理について、またエディプス・コンプレックスから読み解く幼児期の性愛と同性愛のメカニズムについて、さらには西洋の文化のあり方と性愛の関係までをテーマに、「性と愛について」の考察を進めたフロイト論文集。