2023.05.02

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 #90 【特別編】 面白い本の見つけ方──そして読み方──教えます 『編集者の読書論』著者・駒井稔さんを迎えて

駒井稔さん光文社古典新訳文庫編集部が紀伊國屋書店Kinoppyと毎月開催している読書会で、第1回からトークの「聞き役」を務めている駒井稔さん。週刊誌、翻訳書の編集を経て、その後2006年に「光文社古典新訳文庫」を創刊した駒井さんは、10年にわたり同文庫の編集長を務め、現在ではひとり出版社「合同会社駒井組」を旗揚げされています。その駒井さんがこの5月、光文社新書より『編集者の読書論――面白い本の見つけ方、教えます』を出版されます。

新著『編集者の読書論』は、駒井さんが自らの編集者としてのキャリアに重ねつつ、世界文学の礎を築いた海外出版社、革命家や哲学者の読書遍歴、書店と図書館、短篇、自伝といったテーマについて、これまで読んできたたくさんの本を元に語るエッセイ風ブックガイドです(もちろん光文社古典新訳文庫もたくさん紹介されています)。

その「まえがき」によると駒井さんは、一人の小学生が駅のエスカレーターに乗るや手すりに厚い本を置き、一心不乱にそれを読んでいる姿を見て、本当に本が好きで好きでたまらない人間がいる!と胸を打たれたそうです。でも本が好きでたまらない人間がいるとしたら、まずは駒井さん自身であることは間違いありません(なにせナイトクラブで本を読みだしてしまうのですから!)。

でも、駒井さん自身は、これだけたくさんの本をどのように見つけ、実際いつどうやって読んできたのでしょうか。今回はそんな駒井さんの秘密を、光文社古典新訳文庫「現」編集長の中町俊伸が聞き出します!

(聞き手:光文社古典新訳文庫編集長 中町俊伸)

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 #90【特別編】
面白い本の見つけ方──そして読み方──教えます 『編集者の読書論』著者・駒井稔さんを迎えて
『編集者の読書論 面白い本の見つけ方、教えます』駒井稔著
《日時》2023年5月31日(水)18:30~20:00
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2023年5月3日(水)~2023年5月31日(水)18:30の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。 ※ご案内メールを当日までにメールでご連絡します。メール配信日:5月29日・31日の2回
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97 年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表。
[中町俊伸(なかまち・としのぶ)プロフィール]
1965年石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。’88年光文社入社。広告部、女性自身編集部、学芸編集部、VS.(バーサス)編集部を経て、2006年「光文社古典新訳文庫」創刊に参加。2016年から編集長。