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![]() カラマーゾフの兄弟 1 <全5巻>ドストエフスキー/亀山郁夫 訳 |

世界最高の小説は何か。候補の筆頭につねに上げられるのが、この作品だ。だが、日本では同時に、翻訳が難解とも言われてきた。新訳の訳者はドストエフスキー研究の第一人者・亀山郁夫。深い読み込みにもとづいた鮮烈な訳業である。文章は明瞭で生き生きとし、乗りがいい。まさに登場人物たちが〈立っている〉。主人公アリョーシャやミーチャが、初めてリアルな人間として描かれ、物語を導いていく。
作品未完にして空前絶後
ロシアの文豪ドストエフスキーの遺作。第2部も構想されたが1部のみで中断。しかし空前絶後のスケールをもった小説が完成した。帝政崩壊の予兆をはらむロシアのある町で殺人事件が起こり、ミステリータッチの衝撃的なストーリーが展開される。全4分冊、以下続刊。
物語父と子の争い
なぜ、こんな男が生きているのだ?」第1巻では、のちに殺される父親フョードルの粗野で精力的な性格や生き方に圧倒される。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3兄弟が、父親とともに、ある美人をめぐって繰り広げる〈死闘〉。アリョーシャが愛する長老ゾシマの奇跡とは。



