トーマス・マン Thomas Mann

  • 生年:1875年
  • 没年:1955年
リューベックの富裕な家庭に生まれたドイツの作家。ヴァーグナー、ニーチェなどの影響を受ける。ミュンヘンに移住後、長編小説『ブデンブローク家の人々』を発表(1901年)、注目を浴びる。1929年、ノーベル文学賞受賞。1933年、旅行中にスイスで亡命生活に入り、ナチスに対してつねに反対の姿勢をつらぬく。作品に『トーニオ・クレーガー』『魔の山』『ヨセフとその兄弟たち』『ヴァイマルのロッテ』『ファウストゥス博士』、エッセイに『非政治的人間の考察』など。
トーマス・マン