自由と束縛、愛するゆえの深い苦悩......

アンナ・カレーニナ3 <全4巻>

アンナ・カレーニナ3 <全4巻>

トルストイ    
望月哲男  訳   

作品

芽生えた不信と不満。幸福の絶頂のあとに訪れた、行き違う二人の微妙な心情を、緊張感あふれる訳文で鮮やかに描きだす。破滅を予感させながら、岐路に立つ二人の運命は一気に加速していく。


物語

イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。


レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ    Л. Н. Толстой
[ 1828 - 1910 ]    ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門の措置は、今に至るまで取り消されていない。主著に『アンナ・カレニーナ』、『戦争と平和』、『復活』など。
[訳者] 望月哲男    Mochizuki Tetsuo
1951年生まれ。北海道大学特任教授。ロシア文化・文学専攻。著書に『「アンナ・カレーニナ」を読む』『ドストエフスキーカフェ-――現代ロシアの文学風景』、『ユーラシア地域大国の文化表象』、訳書に『白痴』『死の家の記録』(ドストエフスキー)、『アンナ・カレーニナ』『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』(トルストイ)、『ロマンⅠ、Ⅱ』(ソローキン)、『ドストエフスキーの詩学』(バフチン、共訳)、『自殺の文学史』(チハルチシヴィリ、共訳)、『アレクサンドルⅡ世暗殺』(ラジンスキー、共訳)、『青い脂』(ソローキン、共訳)など。『アンナ・カレーニナ』でロシア文学翻訳最優秀賞受賞。
コサック 1852年のコーカサス物語
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