『光文社古典新訳文庫ジャーナル2027』は10月8日発売ですが、本文の紙について、とくに筆記具との相性、抜け・透け具合などを教えてほしいという要望が多いので、あらためて手近な筆記具で試してみました。
試したのは鉛筆(HB~Bくらいのもの)、油性ボールペン、水性顔料インクボールペン(Signo極細0.38mm、SARASA 1.0)、Pentelサインペン、万年筆(極細字、中字)、蛍光ペン(OPTEX CARE、FRIXION Light)です。
こんな感じ。平滑な紙なので、書き心地はどれもサラサラで、白地に映えて気持ちいいです。
裏面はこんな感じ。ページ数の多いデイリーの手帳の紙はどうしても薄くなるので、多かれ少なかれ透けるっちゃ透けます。とはいえ、太くて濃いインク(サインペンなど)は強めに見えますが、裏に染み抜けてくる感じはありません。ちなみに、黒が一番透けるので、それ以外の色はもっと薄くなります。
もっとぴったり伸ばして、最大透けて見える写真はこちら。極細の水性顔料ボールペンや、極細の万年筆(あまり一般的ではありませんが、私は愛用しています)などカリカリ感の強い筆記具は、筆圧の強まるポイントなどはほんの少し抜けてきますが、想像の範囲内で、ふつうの使い方には問題ないかと思います。 蛍光ペンはFRIXIONはほとんど裏に透けていませんが、インクがジュワ―っとなりがちな普通のマーカーは塗りすぎ注意かもしれません。
市場を「ほぼ」席巻している某社のデイリー手帳と比べてみると、正直あっちの紙のほうが「抜けない性能」はちょっとだけ上だと思うのですが、こちらの紙のほうが白色度が高くて全般的に明るいこともあり、そこは好みのほうが先に立つところかと。ただ、繰り返しになりますが、デイリーの手帳はなんであれ、多かれ少なかれ透けるっちゃ透けます。 今回かなり数量を絞って生産しているのでコスト面の制約もあるのですが、来年以降もっとたくさん刷れるなら、いろんなご意見を聞いて、本文紙もさらに改善していこうと思います。
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