光文社古典新訳文庫

創刊10周年できごと史

  • 2006年9月7日
  • 光文社古典新訳文庫創刊。創刊の8タイトル

    創刊の8タイトルは、

    『リア王』(シェイクスピア・安西徹雄訳)

    『初恋』(トゥルゲーネフ・沼野恭子訳)

    『ちいさな王子』(サン=テグジュペリ・野崎歓訳)

    『マダム・エドワルダ/目玉の話』(バタイユ・中条省平訳)

    『飛ぶ教室』(ケストナー・丘沢静也訳)

    『カラマーゾフの兄弟1』(ドストエフスキー・亀山郁夫訳)

    『猫とともに去りぬ』(ロダーリ・関口英子訳)

    『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』(カント・中山元訳)

    創刊9月と10月の12タイトル

    創刊8タイトルと10月刊4タイトル『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』(トルストイ/望月哲男 訳)、『海に住む少女』(シュペルヴィエル/永田千奈 訳)、『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー/小川高義 訳)、『帝国主義論』(レーニン/角田安正 訳)。

  • 2006年9月27日
  • 第8回「新!読書生活」 島田雅彦さん×金原ひとみさん対談

    読書の魅力を伝える対談シリーズ、第8回「新!読書生活」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、光文社協賛)が2006年9月27日、東京・港区のオリベホールで開かれました。

    「いにしえの心、いまの言葉」をテーマに、読書ナビゲーターの島田雅彦さんと作家の金原ひとみさんの対談。

    古典新訳の発見

    「古典新訳の発見」に収録

  • 2006年10月
  • 第11回読売出版広告賞で金賞受賞。古典新訳文庫全5段見開きの新聞広告

    読売出版広告賞 過去の受賞作品一覧ページ

  • 2007年1月
  • 1月から3月早稲田大学エクステンションセンター(八丁堀校)で8回連続のオムニバス形式の講座「古典の愉しみ、新訳の目論み」を開催

    講師は、今野哲男さん/亀山郁夫さん/安西徹雄さん/野崎歓さん/中条省平さん/沼野恭子さん/丘沢静也さん/小川高義さん

  • 2007年7月
  • 『カラマーゾフの兄弟』全5巻完結記念で組み立て式化粧箱制作

    化粧箱
  • 2007年10月
  • 初めてのラテンアメリカ文学の古典『知への賛歌 修道女ファナの手紙』を刊行

    翻訳者は旦敬介さん

    知への賛歌 修道女ファナの手紙
  • 2007年11月
  • 『カラマーゾフの兄弟』、第61回毎日出版文化賞特別賞を受賞

    亀山郁夫さん

  • 2008年6月
  • 『幼年期の終わり』2008年大学読書人大賞を受賞

    大学読書人大賞ウェブサイト

    幼年期の終わり
  • 2008年9月
  • 『カラマーゾフの兄弟』(全5巻)が100万部突破

    『カラマーゾフの兄弟』
  • 光文社古典新訳文庫読書感想文コンクール開催スタート

    *現在は「読書エッセイコンクール」名称で開催

    主催:(一般財団法人)光文文化財団・光文社
    協力:(一般財団法人)出版文化産業振興財団(JPIC)
    後援:(株)朝日学生新聞社
  • 2008年11月
  • 『カラマーゾフの兄弟』で亀山郁夫氏、プーシキン・メダル受章、メドジェーエフ大統領から授与される

  • 「ブックオカ」に参加

    「福岡を本の街に」のキャッチフレーズのもと、本というメディアの魅力を広く伝える「BOOKUOKA 2006」に参加。『カラマーゾフの兄弟』全5巻累計100万部突破記念で亀山郁夫さんの講演会「ドストエフスキーと現代」と小川高義さんの講演会「意外なギャッツビー発見!」

    [開催日]10月18日(日)
    [会場]アクロス福岡 国際会議場
  • 2009年1月
  • 宝塚歌劇団雪組がミュージカル『カラマーゾフの兄弟』を公演

    [公演日程]1月6日(火)〜1月14日(水)
    [劇場] 赤坂ACTシアター
    [脚本・演出]齋藤吉正

    公演詳細

  • 2009年3月
  • はじめての中国文学の古典『故郷/阿Q正伝』(魯迅)を刊行。

    翻訳者は藤井省三さん

    『故郷/阿Q正伝』
  • 鹿賀丈史さん主演のミュージカル『シラノ』公演に併せてトークイベント開催

    [開催日]3月22日(日)
    [出席者]シラノ役の鹿賀丈史さん、ロクサーヌ役の朝海ひかるさん、古典新訳文庫『シラノ・ド・ベルジュラック』の翻訳者渡辺守章さん
    『シラノ・ド・ベルジュラック』の訳者渡辺守章さん
  • 2009年5月
  • 青山ブックセンター本店で連続講義が始まる

    第一回は小川高義さん「フィッツジェラルドとその時代」

    [開催日]5月16日(土)
    [会場]青山ブックセンター本店
    第二回以降の講師は亀山郁夫さん、野崎歓さん、中条省平さん、沼野恭子さん、渡辺政隆さん

    イベントの模様

  • 2009年9月
  • 初めての日本文学の古典 『歎異抄』刊行

    翻訳者は川村湊さん

    『歎異抄』
  • 2009年11月
  • 中高生のための読書講座 <新・世界文学>入門「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」JPICとのコラボ企画開始

    第1回ゲストはリービ英雄さん(作家・法政大学教授)

    「世界文学の誕生」〈世界〉と〈日本語〉と〈文学〉---人は何語で生きるのか?

    [開催日]11月3日(火)
    [会場] 光文社本社ビル9階プレゼンテーションルーム

    全対談を『世界は文学でできている』のタイトルで書籍化

    *最新刊は『8歳から80歳までの世界文学入門』

    『世界は文学でできている』
  • 2010年1月
  • カント『純粋理性批判』(中山元訳)全7巻の刊行開始

    完結は2012年1月

    純粋理性批判
  • 2010年6月
  • 国民読書年記念朗読イベントで演劇集団 円によるマクベス朗読劇

    「日本語と翻訳 シェイクスピア『マクベス』朗読と作品解説」

    [公演日程]6月17日(木)(東京)、6月19日(土)(京都)
    [会場] 国立国会図書館本館(東京)、国立国会図書館 関西館(京都)
    [講演]小林章夫教授(上智大学文学部)
    [構成・演出]前川錬一
    [翻訳]安西徹雄
    [出演]有川博、上杉陽一、吉見一豊、茶花健太、原田大輔
    [協力]演劇集団 円・円企画

    イベントの模様

    マクベス朗読劇
  • 2010年7月
  • 望月哲男さんの新訳『アンナ・カレーニナ』がロシア文学国際翻訳者センターコンクールで最優秀翻訳賞を受賞!

    コンクールの内容について

    アンナ・カレーニナ
  • 2010年9月
  • プルースト『失われた時を求めて』(全14巻)の刊行開始

    翻訳者は高遠弘美さん

    失われた時を求めて1
  • 2010年9月〜10月
  • 劇団キャラメルボックス『シラノ・ド・ベルジュラック』公演

    [公演日程]9月29日(水)〜10月10日(日)(東京)、10月14日(木)〜17日(日)(神戸)
    [劇場] 俳優座劇場(東京)、新神戸オリエンタル劇場(神戸)
    [翻訳]渡辺守章
    [演出]成井豊

    開催概要

    シラノ・ド・ベルジュラック
  • 2010年10月
  • 調布市せんがわ劇場アンサンブル第9回公演「オンディーヌ」

    [公演日程]10月8日〜10月17日
    [劇場] 調布市せんがわ劇場
    [翻訳]二木麻里
    [演出]ペーター・ゲスナー
    [出演]真那胡敬二、後藤まなみ、井上和也、林周一 ほか
    オンディーヌ
  • 2010年11月
  • ダンス公演 「『アガタ』 ―ダンスの臨界/語りの臨界―」

    『アガタ/声』(デュラス、コクトー) の翻訳者・渡辺守章さんが構成・選曲・演出

    [公演日程]11月20日(土)・21日(日)
    [劇場] 京都芸術劇場 春秋座
    [訳・構成・選曲・演出]渡辺守章
    [振付・出演]白井剛、寺田みさこ

    開催概要

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  • 2010年12月
  • 初めてのギリシアの古典『プロタゴラス』(プラトン)刊行

    翻訳者は中澤務さん

    プロタゴラス
  • 2011年1月〜8月
  • 東京ドイツ文化センターとの共同企画「ドイツの古典図書を古典新訳文庫で読む」シリーズ企画を開催(JPIC協力)

    第1弾は中山元さんを講師に「自由の哲学者カント」を連続6回。初回は1月28日(金)。途中、東日本大震災がおこり、3月、4月は休講となり、8月に終了となりました。2013年11月に書籍『自由の哲学者カント カント哲学入門「連続講義」』刊行

    「自由の哲学者カント」開催概要

    自由の哲学者カント

    第2回以降の講師は、岸美光さん、増本浩子さん、鈴木芳子さん、森田成也さん、松永美穂さんと斎藤環さん。

  • 2010年3月
  • 『母アンナの子連れ従軍記』青年団公演

    [公演日程]2月12日(土)・13日(日)(長野)、3月19日(土)〜3月27日(日)(東京)
    [劇場] 長野市立城山公民館別館(長野)、アトリエ春風舎(東京)
    [翻訳]谷川道子
    [演出]西村和宏(青年団/サラダボール)
    [振付]白神ももこ
    母アンナの子連れ従軍記
  • 2011年10月
  • ホームページ上で連載コラム「あとがきのあとがき」(取材・文/渡邉裕之さん)開始

    第1回は「ナボコフから読者への挑戦状」貝澤 哉さんに聞く

    カメラ・オブスクーラ
  • 2011年11月
  • 『検察官』(ゴーゴリ・浦雅春訳)劇団NLTで公演

    [公演日程]11月17日(木)〜23日(水)
    [劇場]銀座博品館劇場
    [翻訳]浦 雅春
    [演出]セミョン・アレクサンドロヴィッチ・ブーリバ
    [出演]原田大二郎(客演)、川端槇二、平松慎吾 ほか
    検察官
  • 古典新訳文庫のすべての装画を手がけている望月通陽さんの原画展開催

    [公演日程]11月19日(土)〜12月22日(日)
    [会場] 西荻窪・葉月ホールハウス

    光文社古典新訳文庫の装画家・望月通陽さんの原画展

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  • 2012年1月
  • 俳優座公演『カラマーゾフの兄弟』

    [公演日程]1月11日(水)〜22日(日)
    [劇場] 俳優座劇場
    [脚本]八木柊一郎
    [演出]中野誠也
    [出演]児玉泰次、田中美央、頼三四郎、松崎賢吾 ほか
  • 2012年6月
  • 『サロメ』(平野啓一郎訳、宮本亜門演出)公演

    [公演日程]5月31日(木)〜6月17日(日)
    [劇場]新国立劇場 中劇場
    [翻訳]平野啓一郎
    [演出]宮本亜門
    [出演]多部未華子、成河、麻実れい、奥田瑛二 ほか
    サロメ

    『サロメ』ウェブサイト

  • 2012年12月
  • 亀山郁夫さん・高野史緒さん・沼野充義さん公開鼎談 「『カラマーゾフの兄弟』と『カラマーゾフの妹』を語りつくす」ロシア大使館で開催

    『カラマーゾフの妹』で第58回江戸川乱歩賞を受賞した高野史緒さんと亀山郁夫さん、沼野充義さんとの公開鼎談

    [開催日]12月6日(木)
    [会場]ロシア大使館講堂
    [主催]講談社
    [共催]ロシア連邦交流庁/NPO法人 日本・ロシア協会
  • 2013年1月〜3月
  • 『カラマーゾフの兄弟』フジテレビでドラマ放送

    [放送]1月12日(土)スタート 午後11時10分〜
    [出演]市原隼人、斎藤工、林遣都、吉田鋼太郎 ほか

    亀山郁夫先生がフジテレビの話題のドラマ『カラマーゾフの兄弟』撮影現場を訪問 レポート

    亀山郁夫先生 ドラマ『カラマーゾフの兄弟』撮影現場で
  • 2013年7月〜8月
  • 劇団イキウメ、カタルシツ『地下室の手記』公演

    [公演日程]7月25日(木)〜8月5日(日)(東京) 8月9日(金)〜11日(日)(大阪)
    [劇場]赤坂RED/THEATER(東京)HEP HALL(大阪)
    [脚本・演出]前川知大
    [翻訳]安岡治子
    [出演]安井順平、小野ゆり子

    イキウメWeb

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  • 2013年9月
  • 映画『ム―ド・インディゴ〜うたかたの日々〜』の日本公開を記念して、菊地成孔さんと野崎 歓さんによるトークセッションを開催

    [開催日]9月24日(火)
    [会場]東京大学本郷キャンパス

    菊地成孔&野崎歓トークセッションレポート

    YouTube[古典新訳文庫チャンネル]

  • 2013年11月〜12月
  • 『ピグマリオン』新国立劇場で公演

    [公演日程]11月13日(水)〜12月1日(日)
    [劇場]新国立劇場 中劇場
    [翻訳]小田島恒志
    [演出]宮田慶子
    [出演]石原さとみ・平 岳大・小堺一機ほか

    「ピグマリオン」ウェブサイト

    ピグマリオン
  • 2013年 月
  • 初めてのアフリカ文学の古典『崩れゆく絆』刊行

    翻訳者は粟飯原文子さん

    崩れゆく絆
  • 2014年2月
  • 古典新訳文庫のすべての装画を手がけている望月通陽さんの原画展開催

    [会場]大分・サリーガーデン「望月通陽ミュージアム」

    会場の様子はこちら

    大分望月通陽ミュージアムウェブサイト

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  • 2014年3月
  • ホームページ上でコラム「不実な美女たち」連載開始(取材・文/大橋由香子さん)

    第一回は小尾芙佐さん。第二回は中村妙子さん、第三回は深町眞理子さん。

    高慢と偏見
  • 2014年9月
  • 『三文オペラ』新国立劇場で公演

    [公演日程]9月10日(水)〜9月28日(日)
    [劇場]新国立劇場 中劇場
    [翻訳]谷川道子
    [演出]宮田慶子
    [主演]池内博之、ソニン

    『三文オペラ』ウェブサイト

    三文オペラ
  • 2014年10月
  • 紀伊國屋書店電子書店KINOPPYとのコラボ、Readers Club読書会スタート

    第1回は小川高義さんを迎えて「ヘミングウェイ「老人と海」再読」

    [開催日]10月3日(金)
    [会場]紀伊國屋書店新宿本店
    イベントレポート

    ※2016年10月6日(木)に第22回を「ナルニア国物語」の魅力に迫る」と題して、土屋京子さんと松本朗さんをゲストに迎えて開催。

  • 2014年11月
  • 関口英子さん、『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(ピランデッロ)で第1回須賀敦子翻訳賞を受賞

    授賞式レポート

  • 2015年3月
  • 猫町倶楽部とのコラボ企画スタート

    第一回目の課題図書は オルダス・ハクスリーの『「すばらしい新世界」(黒原敏行/訳)

    猫町倶楽部ウェブサイト

    すばらしい新世界
  • 2015年9月
  • ハイデガー『存在と時間』(全8巻)の刊行開始

    翻訳者は中山元さん。

    存在と時間1
  • 2015年12月
  • 初めての電子書籍フェアを展開

    〈期間〉12月11日〜2016年1月7日

  • 2016年6月
  • 平岡敦さん、『オペラ座の怪人』(ガストン・ルルー)で第21回日仏翻訳文学賞を受賞

    [主催]公益財団法人小西国際交流財団ウェブサイト

    平岡敦さん
  • *創刊から10年の主なできごとをピックアップしました。

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